奇跡の社員(13)
2018.09.08
さて、これまで「奇跡の社員」の救出劇を連載(?)してきたが、チャーター便の金額については述べていない。これについては自分から言うべきことではないと言うのが自分の信念である。興味のある方は小山昇さんの書籍「数字は人格」をお読みいただくか、「モリチュウ チャーター」で検索すると、その書籍の紹介記事があるので、ご覧いただきたい。

そして、なぜこのタイミングで書いたのかと言うと、自分の記憶がまだはっきりしている内に事実をじっかりとまとめておいた方が良いと考えたからである。そしてもう一つ、社員に全貌を伝えておく必要があると感じたからである。社員はHを移送したという話は知っているが、その裏で緊張の連続があり、様々なドラマがあり、どのようなギリギリの決定があったのか、その詳細を知らない。そして実はH本人も知らない裏話が沢山あった。社員の中にはこの話を他の人や学生さんにするのを「自慢しているように受け取られるので話したくない」と躊躇している者もいた。もちろん私自身が自慢気に話をしたら興ざめだが、社員には誇張せず、しかし事実を堂々と誇りを持って話してほしいと思っている。なので今、しっかりと伝えておく必要があると感じたのである。

この経験から何を学ぶべきか。それはスピーディかつ沢山の選択肢から決定をするには、手元に時間とお金の余裕が必要だということである。私の場合は社員がしっかり働いてくれているし、金融機関からの借入れをしていて、たまたま手元に現金があった。だからこのような決定が出来たのである。そして、その話を金融機関の方にお話をしたら「お役に立てて嬉しいです」と異口同音におっしゃっていた。

今後もこの経験をしっかり生かしていきたいと思う。
2018.09.08 22:20 | 固定リンク | 社長のつぶやき

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