お茶の世界に見る環境整備
2019.11.24
先日、新宿にある京懐石柿傳で茶懐石を楽しむ機会があった。
これはあるグループの家族会であったのでだが、私と一緒に設営をした後輩が
お茶を趣味(いまや趣味の域を超えているかもしれないが)でやっている関係で、
ここの会場が選ばれた。
そしてせっかく茶懐石をやるのであれば、その前にお手前を振る舞おうということになるのは当然の流れであった。

さて、そのお茶を立てていただく間、先生の動きをじっと見ていた。
既に湯が沸いている。お茶の粉も準備されている。お茶碗もある。
お茶を立てる人の動きは、必要最小限の動き。そして決して早い動きではない。
焦ったところは感じられない(ちなみに緊張感はあるが)。しかし正確な動き。

準備が整い、一つ一つの動きの順番が決まっている。
無駄のない動き、そしてそれを正確に行う。
その時思った。これぞ環境整備が出来ている状態。

なるほど、あらるゆ作業はお茶の世界をイメージして行うべきではないか。
そうすれば、多くの無駄がはぶけ、落ち着いて仕事ができるはずである。
そして大事なのは、それができるようになる為の準備と繰り返しの練習なのである。
2019.11.24 20:56 | 固定リンク | 社長のつぶやき
珈琲店
2019.11.17
椿屋珈琲店の池袋店に入った。

土曜日の4時であったが、ほぼ満席である。
私が入った時には3組ほどの空席待ちがあったほどである。
この珈琲店はコーヒー一杯1000円お店なので決して価格的には安いとは言えない。
しかし、これだけ多くの人が入っていることを考えるとやはり価格ではないない何かがある。

ひとつは池袋駅からほど近いというその立地であるろう。
しかし本当の価値は大正浪漫を感じさせる店づくり、メイド風の店員さんの衣装、器はすべてロイヤルコペンハーゲン、紅茶のポットには保温用のカバーをかけてくれる・・・といった高級感とサービスであろう。この辺りの徹底ぶりはブランドとして圧巻である。
そして、客層を見ると若い人はそれほど多くない。どちらかというと年齢層は高い。
またデートに利用をしているカップルも数組見受ける。
顧客ターゲットを明確にしているのも、繁盛をしているポイントであろう。

一杯200円でコーヒーを提供するお店もありながら、1000円のお店もある。
5倍の差を埋める価値があれば人は集まる。価格はお客様にとって大切な選択肢である。
しかし価格だけではない価値を提供できるか、そしてそれをお客様が感じてくれるかどうか・・・。

ビジネスの広がりは無限であると感じた週末であった。
2019.11.17 20:02 | 固定リンク | 社長のつぶやき
今どきのローラースルーゴーゴー事情
2019.09.29
久々にアメリカ出張であった。行先はロサンゼルス。

皆さんはLAのBirdと聞いて、何のことか分かるだろうか。もし知っているという人がいたら、さすが!としか言いようがない。Birdは今LA市内で見ることができる電動ライドシェアリングである。と言ってもやや分かりにくい。これは「電動ライド」と「シェアリング」がくっついた言葉である。

まず、「電動ライド」であるが、いわゆる電動の乗り物で、電気モーターで動くキックボードである。私の世代であれば「電動モーターで動くローラースルーゴーゴー」と言えばイメージできるのではないだろうか。そして「シェアリング」であるが、これは最近「カーシェアリング」と言う言葉が市民権を得ているのでほぼイメージできると思う。なので、この電動キックボードは個人の持ち物ではない。そしてこの電動キックボードは道の適当なところに置かれていて、どこにあるかは、スマホでチェックできるらしい。なのでカーシェアリングの様にどこかの駐車場に行くというイメージよりは、「ちょっと歩くのが疲れたので、Bird探そう」ってスマホで探し一番近くにあるのを見つけてそこで乗ればいい、ということになる。

その後はQRコードを読み込んで、運転免許書のバーコードを入れてなどらしいが、実際に乗ってはいないの詳しいことは分からない。また、アメリカの免許証が必要なので、日本から行った場合は実際に使うのは難しいかもしれない。ただ友人がアメリカの免許証を持っていれば大丈夫とのこと。なんともである。

実は、この電動キックボードのシェアリングは、LAだけではなく、パリなどでも広まっており、世界的な広がりをしつつある。そして日本でも動き始めていて、地元埼玉でも美園周辺で電動キックボードを使ったモビリティ実証実験が行われている。電動バイクはキックボードタイプも含め中国でも当たり前になっている。

移動手段の電動化と多様化、そしてインターネットとの融合がますます進むのは間違いない。時代はどんどん変わっていく。それもすごいスピードで。

2019.09.29 21:34 | 固定リンク | 社長のつぶやき
生産性の高い診察の仕方
2019.09.22
今日はこの後出張のために早めにブログをアップします。

少し前から目と鼻の周りがかゆくなったので、昨日皮膚科に行った。そこの皮膚科は大人気で始まる30分前には20人ほどの患者さんが並んでいた。私は自分のせっかちな性格もあり、早めに行き、そのおかげで1番最初に診察してもらうことになった。

「森さーん、1番のドアの前でお待ちください」と呼ばれ、続いて次の方が「2番の扉の前でお待ちくださーい」と呼ばれた。このように、そこの皮膚科は診察室が2つある。そうか、先生が2人いるのかと思いきや、先生は1人である。しかしこのように「〇〇さんは1番の前、△△さんは2番の前」言ったように待機場所が分かれる。そこで気がついたのだが、なんと先生が1番、2番の部屋を行き来しながら診察をしているのである。つまり、1番の人を診察している間に2番の部屋では看護師さんが次の患者さんのカルテを用意したり、初診のアンケート用紙を用意したりと準備をしているのである。そして1番の診察が終わると先生はすぐにとなりの2番の部屋に行き診察を始める。そして2番で診察している間に看護師さんが次の患者さんの用意をする。これを繰り返しているのである。これにより先生の待ち時間が少なくなり、多くの患者さんを診察できる。売上も上がる。加えて先生の運動不足解消にもなる。患者さんは待ち時間が少なくなり、満足度が上がる。両方がWIN-WINになるということである。

このような仕組みは、他の病院でもすでに導入されているのかもしれないが、私が気がついたのは今回が初めてであった。この考え方は、ものづくり、事務作業問わず様々な所にも活用できる仕組みだと感じた。そして、やはり準備で生産性が変わるということを目の当たりにした。「これが正しいと言うことはない」という小山昇さんの言葉を、先日の中国での運転代行に続き、再び思い知らされた瞬間だった。
2019.09.22 08:55 | 固定リンク | 社長のつぶやき
「名前を呼ばれたら返事をする」習慣
2019.09.08
「名前を呼ばれたら返事をする」習慣

モリチュウでは経営の道具として「経営計画書」を使っており、社員全員に配布をしている。ここには会社の様々なルールが書かれているが、その中に「社員としての正しい姿勢」と言う項目がある。姿勢とはもちろん「心構え、態度」の意味である。その中に「名前を呼ばれた時、声をかけられた時、指示をされたとき、注意をされた時ははっきりと大きく、やや高い声で『はい』と返事をする」と言う項目がある。なぜこんな当たり前ことがここまで細かく書いてあるのか・・・それは、やらないからである。ここで間違えてはいけないのは、「出来ない」のではなく「やらない」のである(笑)。

当たり前のことと言えば、お客様やあるいは協力会社の方で、遠方からわざわざご来社いただいた場合は、奥の席に案内をするのが礼儀である。しかし先日協力会社の方(しかも若い女性!)がご来社した際に、その方が手前の席に座っていた。案内をしたのは、同席予定であった新入社員と入社二年目の社員で共に男性・・・。「だからモテないんだこいつら!(笑)」と思いつつ、ここについても社員教育をしていかないと、嫁をもらえないなぁ・・・と思った次第である。そういう自分もモテた訳ではないので因果関係は不明であるが、少なくとも礼儀としては知っておくべきである。

実はこれらの事例、最初の事例は「知っているがやらない」場合、2つ目の事例は「知らないので出来ない」場合であり、同じ「やっていない」でも内容が違う。
二つ目の「知らないので出来ない」のケースは「教育」するしかない。
一つ目の「知っているがやらない」のケースは性質が悪い。「かっこうつけている」からか、「変なプライド」があるからか・・・そこを変えることは不可能。なのでそもそも何が正しいかを自問自答させるしかない。そして両方に共通するのは、「訓練」が必要だということ。つまり、繰り返し練習し「習慣化」することである。

いずれにしても、何歳になっても名前を呼ばれたときは、「はっきりと大きく、やや高い声で『はい』」と返事をすることにしよう。経営計画書に書いてあるので、やらないと社員から後ろ指さされてしまうし・・・それ以上に、その方がカッコいいと思うからである。

2019.09.08 17:54 | 固定リンク | 社長のつぶやき

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