床面照明フレーム
2019.05.05
日曜日はアートシーン。

こちらは新高岡駅の駅前広場で見かけた床面照明のフレームである。
高岡にゆかりのあるモチーフがデザインされているのであろう。高岡も鋳物の街。やはり単純なステンレスのフレームでは面白みがないということで、このようなデザインをあしらったのであろう。

この床面照明フレームの面白さは、デザインが数種類あり「あ、こんなデザインも、あんなデザインも」と見付けるのが楽しくなることである。そしてそれほど大きな物ではないので、コストパフォーマンスもよく、特長も出せる。この程度の予算は難なく捻出できるはずなので、街を楽しくするアイテムとして様々なところで採用してほしいと思う。

ただ残念なのは、新高岡駅の乗降客がそれほど多くなく、あまり人目に触れていないということである。人の集まるところであれば間違いなくアイキャッチになる。例えば番号を付けたプレートを置くだけで待ち合わせ場所になったりする。「キュポラ広場(川口駅東口駅前広場の名前)の3番プレートで待ち合わせね」なんていったら面白いな・・・と思うのである。



2019.05.05 22:00 | 固定リンク | アートシーン
アートサイロ
2019.04.21
麻布にある異彩を放つこの建築はアートサイトと呼ばれている・・・と思う。

思う・・・というのは、実は写真の脇にサイロ状の建物があり、そちらは間違いなく「アートサイロ」である。(写真に右派移っていないがサイロ状の建築の一部に30年位前であろうか、モリチュウで手がけたアルミ鋳物がある。

そしてこの写真は「アートサイロ」の一部なのか別の建物なのかは分からないが、何とも面白い建築である(ちなみにモリチュウは絡んでいない)。

設計も誰が行ったのか調べて見たが分からない。何となく梵寿綱氏の建築を思わせるが、実績には載っていないようである。いずれにしてもガウディを思わせるような目を惹く建築である。

個人的にはメタルのジョイント部に鋳物が使われると非常に面白いと感じる。最近は天井を貼らずにダクトを見せているお店も多いが、あえてジョイント部を見せる建築は個人的には好きだ。

賛否両論はあるが、このような「遊び」のある建築が増えるといいなぁと思う。そのためには施主と建築家とメタルアートに携わる人たちが直接つながる必要があるのである。



2019.04.21 21:28 | 固定リンク | アートシーン
怪獣?
2019.04.14
アメリカで見たモニュメントである。

ロケーションは海辺のショッピン街。
周囲には高層の建物はなく、何となくおしゃれな空間である。

この怪獣モニュメントはまず大きい。圧巻の一言である。
そして造形はいわゆるトピアリー、つまり樹木で造形物をつくる手法である。
しかし、同時に銅板も使われている。銅板で全体の形状を作っている。
この銅板と樹木の組合せが絶妙である。

なぜここに怪獣がいるのかは分からないが、とにかくアイキャッチになる。
そしてこの怪獣は口から水を吐いている。そこにはユーモアがある。
この底抜けの面白さがなんとも心地いいい。

そこに意味があるわけではない、メッセージがあるわけではない。理屈もない・・・多分。
そういうモニュメントもいいなぁと思う。



2019.04.14 20:57 | 固定リンク | アートシーン
スケボの天敵?
2019.04.07
以前、カリフォルニアのビーチに行った際にみつけたオブジェである。

縁石のエッヂ部分についているオブジェ。いくつかのデザインがあり、海辺ということもあり、全てヒトデや貝などが具象で表現されている。かなりディテールに凝ったデザインであり、これこそ鋳物ならではの表現ということになる。

ふと思った。そうか、これはスケートボード対策なんだ!以前日本でもこのようなものを見たことがある。しかし、その時は無機的で単純な金属のプレートの様なものが配置されていたと記憶している。時に、スケートボードが禁止の場所がある。そんな時にこのようなオブジェ的なものがあると、ただ「ダメ」というのではなく、「悪いね、理解してね」と伝えている感じがする。スケボファンの人も、思わず「しょうがないな・・・」と思うのでは。確かに生き物を踏みつけるのはやはり抵抗があるもの。

うーん、さすがカリフォルニア、この遊び心が憎いなぁと思った。



2019.04.07 18:43 | 固定リンク | アートシーン
天王洲アイルの手摺
2019.03.31
日曜日はアートシーン

この写真は3月26日の日本経済新聞に掲載されていたIBMの広告である。外国の風景にも似ているが、ここは品川区にある「天王洲アイル」である。

なぜこれを今回選んだかと言うと、この女性がよりかかる防護柵がモリチュウ製であるからである。随分前の製作、もう25年くらい前になるだろうか・・・全体の風景に馴染みながら今でもしっかりと存在感を以て景観を作っている。

当然鋳物製であるが、支柱のみならず、横桟も鋳物製というこだわりようである。そして、これは当時設計をしていたRIAの山田様のこだわりであった。ウッドデッキと水辺と鋳鉄のシンプルな手摺・・・広告に使われる位なので、デザイン的にも一定の評価を得ているということだろう(以前はテレビドラマでも良く使われていた)。

しかし、今このような手摺を作ろうとすると非常に困難が伴う。技術的な話ではない。理由は、縦格子でないと許可が下りない場合が多いからである。しかし、縦格子では風景にはなじみずづらい。

外国では横桟だけの手摺もたくさんあり、全体の景観に溶け込んでいる。もう少し安全に対する自己責任という認識が広がれば、デザインの幅が広がり、景観はより美しくなるであろう。これは民度の問題にかかわることでもある。


2019.03.31 20:14 | 固定リンク | アートシーン

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