ボンズワーク
2019.03.24
赤川政由さんの作品である。
以前、生越の「山猫軒」に行った際に見た作品である。

メルヘンチックであり、なんとなくノスタルジックでもあり・・・
何ともやさしい可愛い女の子の顔ではないだろう。
とにかく表情が生き生きしている。

赤川さんの作品には、依頼者や設計者の思いがこもっている。
彼らの思いをしっかりとらえ、それを形にするのがボンズワークの特徴である。
製作は、デザインから始まり、それを立体にする過程で全て型紙を作る。
正に服を作るようにである。実は地道な作業の連続である。

1枚の銅板が型紙の形に切られ、曲げられ、叩かれ、組み立てられるうちに
どんどん、表情が出てくる。赤川さんのハンマーの一振りごとに、命が吹き込まれているようである。

我がまち川口にも、赤川さんの作品が沢山ある。
是非、探してみてください。




2019.03.24 20:50 | 固定リンク | アートシーン
五徳
2019.02.17
モリチュウは業務用厨房機器に使われる部品を作っている。
具体的に言うと、バーナーや五徳と言ったものである。
五徳はあまり馴染みのない言葉であるかもしれないが、要するに鍋やヤカンが乗っかるところだと思っていただければよいと思う。

さて、この写真はアメリカのキッチンで見た「五徳」である。アールデコ調の一つのパターンを彷彿させる形状で、非常にシンプルであるがお洒落なデザインである。また、組み合わせるとその美しさと面白さ更に際立つ。普段目にしない五徳の形状であるので、大変面白いと感じて撮影をした。

このように、五徳の形状を変えるだけでユニークなガスレンジになる。例えば「見せる厨房」で調理をすればパーティも楽しくなるし、お店であればお客様へのアピールになる。

食事は味わうだけではなく見て楽しむことも大事。食器がそれだけ重要視されるのであれば、厨房も同様に重要視されても良いのではないか。見えない厨房から、見せる厨房、更に魅せる厨房へ。

この五徳は非常にインスピレーションをかきたてるものであり、可能性をさらに広げるアイテムであることは間違いないと感じた。

2019.02.17 20:24 | 固定リンク | アートシーン
銅像
2019.02.10
オレゴン州ポートランドの空港で見つけた銅像である。
銅像という位であるから、ブロンズ鋳物であり、一般的な硫化仕上げである、

銅像をみかけて写真を撮る人もそう多くはないと思うが、撮影をするとしても銅像全体を撮る人がほとんどであろう。勿論全体空間の中でのアートの位置づけや、インパクトを考える上で全体像は大切である。しかし、私の場合は職業病もありどうしてもディテールに目が行ってしまう。

今回注目してほしいのはブロンズ鋳物ならではの細かい表現である。特に手に持っている本の様なものに文字が記載されている。よく見てみると、空港に設置されているとうこととで「パスポート」と「搭乗券」と書いてある。この辺りのユーモアがとても面白い。更に搭乗券の行先が「東京」となっているのが、なんかとても嬉しかった。こんなユーモアを感じられる造型が街中にあったら楽しいだろうなと感じるのである。

残念なのは、誰をモデルにした銅像か分からないことである。


2019.02.10 20:16 | 固定リンク | アートシーン
ニューヨークの建物
2019.01.27
「鋳鉄の柱があるよ」と言われ見に行ったことがある。詳しい場所は分からないが、ニューヨークのどこかであり、その写真がこちらである。

現在、1階がギャラリーかおしゃれなお店が入っているビルであるが、そこの支柱が鋳鉄製であった。非常に大きなもので、直径80cm、高さは3.5mはあったのではないかと思う。肉厚も相当なもののようであり、当時こんな大きな鋳物をどのように作ったのか、そしてどのようにして運んできたのか、想像がつかない。兎に角大変な労力であったはずである。

鋳鉄かつて短い期間ではあったが建築の材料をとして使われたことがあった。木材は火災で焼けてしまうが、鋳鉄であれば火災にも強く頑丈という話であったが、実はある程度の高温になると鋳鉄の柔らかくなるし、剛性も失われてしまうためややその根拠に欠ける。そして当時は靭性のあるダクタイルと言う素材もなかったため、脆さもあったはずである・・・が、このように実際に今でも存在をしているのも事実である。多分100年は断っているのではないか。デザイン的にもギリシャの石柱を思わせる重厚感と存在感のあるフォルムとなっている。

アメリカの古き良き時代を感じさせる、今でも残る貴重な建築であることは間違いない。

2019.01.27 22:21 | 固定リンク | アートシーン
バッテリーパークのサイン
2019.01.20
このサインばニューヨークの、自由の女神までの船が出ているバッテリパークのサインである。

パット見ただけで、なんとも洗練されたデザインであると感じる。一目見た瞬間「かっこいい!」と思った。
通常、立面のサインには支柱がある。しかしこのサインにはない。それでも構造的に問題ないのは、断面がRとなっているからである。そしてそのため、非常に全体のフォルムがすっきりしている。更に、全体のフォルムがすっきりしているため、足元の〇の連続した模様が生きる。支柱等が無いため、コスト的にもメリットのある。

そして、サインには、メッセージを伝えるという大切な役割がある。そうなると、ロゴや文字の配置も大切になるが、それも抜群のバランスになっており、スッキリシンプルで美しい。

じっくり見ていくと、このサインは本当に、練りこまれたデザインであることがわかる。

実は海外のサインには日本にはない非常にユニークなものがある。今後も機会があればどんどん情報収集をしていきたいと思う。


2019.01.20 21:43 | 固定リンク | アートシーン

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