組織変革の要諦
2018.08.17
万有引力はどこにでも働く。物は必ず落ちる。なので宙に浮かせるには、何らかの方法を使い浮力を生み出さなくてはいけない。エネルギーが要る。

大気中には酸素があり、全ての有機物は必ず酸化する。地球上であればどこにいても起こる現象である。そして酸化し尽くすと、それ以上は酸化しない。つまりこれ以上変化しないと言うことは、落ち着いた状態、あるいは安定化した状態と言える。

エントロピーの法則にあるように、熱い空気と冷たい空気が混じり合うと最終的に平衡化し、あるところでバランスを取る。この時は、上記同様落ち着いた状態であり、安定化した状態である。別の言い方をすると、活性化していない状態であり、そこから活性化した状態には戻らない。いわゆる不可逆性である。

このことから分かることは、何事も放っておくと安定化し、エネルギーは無くなると言うことである。逆に活性化するためには何らかの方法でエネルギーを創出する必要がある。エネルギーを創出する唯一の方法は、安定を破壊することであり、非平衡化することである。つまり敢えてバランスを崩すと言うことである。これを、組織論の世界で言うと組織を壊す、あるいは乱すことであり、具体的には人事異動であり、配置替えである。これを創造的破壊という。創造的破壊はタフであり疲れるが、安定を崩しているので当然である。

会社に創造的破壊を促すもう1つの重要な存在は、実は新入社員である。異物が混入すると動きが生まれる。前向きなエネルギー持った存在が混入すると、前向きな変化が生じる。新入社員は、本人たちは気がついてはいないかもしれないが、存在自体が組織変革エネルギーの源泉なのである。
2018.08.17 21:31 | 固定リンク | 社長のつぶやき

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