レリーフ
2018.11.25
前回はモダンな建物に使われる鋳物を紹介したが、今回は「ザ・鋳物」的コテコテの鋳物である。

これは東京駅丸の内側にあるとあるビルの扉である(ビルの名前をメモするのを忘れてしまった)。とても有名なビルなので知っている人も多いと思う。歴史と格式のあるビルであるが、そこに当時の財力と権威を示す象徴として、重厚な鋳物を使った門扉が設置されている。

この門扉はかなりの重量があるため構造と施工に大変な苦労があったことは想像に難くないが、きっと対外的な信用を示すためにも、このような立派な門扉が必要があったのであろう。今ではなかなか作るのが大変な門扉である。

そしてここに使われているのはブロンズ鋳物。そしてこの重厚な唐草文様の繊細な凹凸は鋳物でなくては出来ない表現である。いわゆる鋳物らしさを最も分かりやすく伝えている事例と言えるであろう。





2018.11.25 20:51 | 固定リンク | アートシーン

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