黄金の日々
2019.05.25
先日、大阪の堺に仕事で行った

堺と言えば、戦国時代に、貿易と武将たちへの武器弾薬や兵糧の提供で大繁盛したまちである。
また、千利休の生まれた場所ともいわれている。そして茶の湯は有力な武士達との接点となっていることは歴史を知る人たちにとっては当たり前のことになっている。

その堺に行った時にふと思い出したのが、かつてNHKの大河ドラマで放映されていた「黄金の日々」である。松本白鸚(当時は市川染五郎)演じる助左衛門が小僧から身を起こしルソン(今でいうフィリピン)島との貿易を通じ豪商になっていく物語。放映された1978年当時、私は12歳だったが、なぜかよく覚えている。そして、今回改めて原作を読んでみた。作者は城山三郎氏。

詳細は省くが、激動の時代を生き抜くヒントがいくつも読み取れる内容であった。有力者の、ある一方に加担することの危うさ。義を通すことで疎まれ追放されてしまう矛盾。まちに対する誇り。規制より自由な商売が街の活気を作り出すさま。そしてそれを失させてしまう戦等など。そんな中、最も感じたのは、小さいところにとどまっていては面白くないということ。過信は禁物だが、夢は大きく持ちたい。そんなことを感じた小説であった。

小説を読み終わったのが、ついさっき。そしてなんと、今日のブラタモリが「堺」特集。何とも偶然が重なった今日であった。
2019.05.25 21:33 | 固定リンク | 社長のつぶやき

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