婦人青少年会館
2019.06.02
この写真はつい数か月前に竣工をした川口市内にある「婦人青少年会館」のフェンスである。

鋳物の一つの特長として、様々な造形が可能であることが挙げられるが、これもそれを生かしたフェンスである。正面から見ると単なる縦格子に見えるが、斜めから見ると柔らかい膨らみをが見えてくるというデザインである。つまり、見る角度でデザインが変化するということになる。

アートの世界では、絵画や彫刻から、様々な動く彫刻やデジタルアートといった動的なアートへとその表現方法が多様化している。特にデジタルアートの進歩はめざましく、プロジェクションマッピングもその一例であるし、トランプ大統領夫人と阿部首相夫人が出かけたデジタルアートミュージアムなどでは、斬新かつ参加型でのアートが楽しめる。

この鋳物のフェンスとデジタルアートとは比較する対象ではないが、動かないフェンスに対し、自分たちが動くことで変化がみられるデザインは、「静的」鋳物を「動的」な造形に変化させる一つの可能性を示している。

モリチュウの提案に対し、その意図を汲んでデザイン設計をしていただいた杉原設計様に感謝です。




2019.06.02 20:34 | 固定リンク | アートシーン

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