黄金の日々
2019.05.25
先日、大阪の堺に仕事で行った

堺と言えば、戦国時代に、貿易と武将たちへの武器弾薬や兵糧の提供で大繁盛したまちである。
また、千利休の生まれた場所ともいわれている。そして茶の湯は有力な武士達との接点となっていることは歴史を知る人たちにとっては当たり前のことになっている。

その堺に行った時にふと思い出したのが、かつてNHKの大河ドラマで放映されていた「黄金の日々」である。松本白鸚(当時は市川染五郎)演じる助左衛門が小僧から身を起こしルソン(今でいうフィリピン)島との貿易を通じ豪商になっていく物語。放映された1978年当時、私は12歳だったが、なぜかよく覚えている。そして、今回改めて原作を読んでみた。作者は城山三郎氏。

詳細は省くが、激動の時代を生き抜くヒントがいくつも読み取れる内容であった。有力者の、ある一方に加担することの危うさ。義を通すことで疎まれ追放されてしまう矛盾。まちに対する誇り。規制より自由な商売が街の活気を作り出すさま。そしてそれを失させてしまう戦等など。そんな中、最も感じたのは、小さいところにとどまっていては面白くないということ。過信は禁物だが、夢は大きく持ちたい。そんなことを感じた小説であった。

小説を読み終わったのが、ついさっき。そしてなんと、今日のブラタモリが「堺」特集。何とも偶然が重なった今日であった。
2019.05.25 21:33 | 固定リンク | 社長のつぶやき
とある駅にて
2019.05.19
実は先日「日刊工業新聞」に私の記事が掲載された。その記事はデザインに関することだったのであるが、記事の中に「毎週アートについてのブログを更新している」と書かれてしまった。なので、アートシーンについては、しばらく続けなければならなくなった。周囲が新聞記事のことを忘れたころにまた考えるとしよう・・・。

ということで、今回はベトナムのとある駅である。初期の鉄道敷設は国家事業であり、その国の文化を進度を測るバロメータである。その為主要な駅にはその価値にふさわしいデザインが施される。これは辰野金吾が設計をした「中央停車場」、現在の「東京駅丸の内駅舎」からも想像できるし、ニューヨークのグランドセントラル駅も例外ではない。

この写真の駅はそう意味ではローカルな駅なのであるが、それでも鋳物製の柱が連なり歴史と文化を感じさせる駅舎である。ベトナムは古くはフランス統治下にあった時代もあり、柱のデザインもその影響を受けているのであろう。非常にバランスの良い洗練されたデザインとなっている。

移動手段も多様化し、鉄道の意義も時代とともに変わってきているが、歴史を感じさせるこのような建築はいつまでも残してほしいと思う。なんでもスクラップアンドビルドでは、あまりにも悲しすぎる。

2019.05.19 21:20 | 固定リンク | アートシーン
頭の中の環境整備
2019.05.18
今週は群馬県にあるP社に訪問した。P社は仕組みがすごいことで有名であるが、その仕組みの具体例として会議の見学をさせていただいた。

一番感じたのが、情報の流れを明確にし、それを基に意思決定をしていく仕組みがしっかりと出来ていることである。そして、会議に出ている社員たちが、自分たちが情報の流れのどの部分を担当しているかを理解していることである。

また、会議の中で参加者が各自の気付きを、すぐにその場でメモをしている。普通はメモ用紙やノートにメモを書くのであるが、ここではGoogleドキュメントに直接記入されている。それによりメモは随時更新され、誰がどのようなメモを書いているかリアルに見ることが出来る。誰一人ウカウカしていられない状況である。他部門の改善を横展開する仕組みも会議の中に盛り込まれいてる。これもすごいと感じた。

参加者は、自分たちの役割が明確になっており、何をすべきか、そしてどのような情報を収集し報告すればよいのかが明確になっている。確かにそうであれば、仕事もやりやすい。

正直、あまりにも凄く全貌がよく分からなかった。しかしトップの頭の中が環境整備されていることが最も大事だということだけは理解できた。断片的ではあるが、理解できたところはしっかり社内に取り入れていこうと思った。
2019.05.18 21:17 | 固定リンク | 社長のつぶやき

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