社長ブログ

2021.05.03

景観材の実績撮影

大型連休の中日である5月3日、本日は恒例の景観材の実績の写真撮影であった。
カメラマンは毎年お願いをしている石渡史暁(イシワタフミアキ)氏。彼は古びたトタンを撮影し続けている写真家でもあり、「トタニスト」とも呼ばれている。
それはさておき、毎年この時期に過去1年間の実績を撮影をする。それは、5月3日は晴れの特異日だからだ。確かにこれまで20年以上この撮影を続けているが、雨に降られた記憶がない。また、太陽の光が強すぎず弱すぎず、最適な光の中で撮影ができるからである。
そして、もう一つは振り返りの機会。過去1年間に世に送り出した実績の状況を確認するとともに、更なる「いいものづくり」のために、しっかりと現状把握をする。そう、振り返りはモリチュウの文化なのである。
おかげで今回も素敵な写真が撮影できた。これらの実績写真は、月1回のメルマガでも紹介をしていく。
鋳物の面白さ、楽しさを少しでも感じてもらいたい。

2021.04.25

経営計画の作成


先週は来期の計画の作成をした。

毎年恒例ではあるが、5日間籠って計画を作成する。
人で言えば人間ドックのようなもので、昨年の振り返りをしながら、今後どのように進んでいくかの具体的なイメージを作っていく。

特に5ヵ年では、思い切った計画であるか、資金繰りとの整合性は取れているか、経営の師匠のチェックがある。実は今回、(無意識のうちに)弱気な計画を作成してしまったが、それに対しバッサリとNGを出され再度計画の作り直し。その過程を通して、そこでこのままではいけないと目が覚めた。このようにして現状を振り返り、計画を作成することで大きな気づきを得られる。

また、この機会は同じ師匠の元で学ぶ経営者が集まる。その経営者たちとの会話が面白い。しかしただ面白いだけではなく、その話の中でビジネスのヒントがあったり、刺激を受けたりする。

この期間は、苦しく大変もあるが、とても幸せで貴重な時間でもある。そして大いなる勇気を得られる時でもあるのだ。

2021.04.18

やさしい火の力

今日の日本経済新聞の「Nikkei The Style」は「火の力 浄めと癒やし」というタイトルであった。 そこでは「現代はいささか火を遠ざけすぎているのではないか」と指摘をしながら「火の効用」について書かれていた。火は何かと危険というネガティブな印象があるが、魅力も沢山ある。 モリチュウではガス機器に使われる「バーナー」を作っているが、これは火を使って食材を温めたり、炒めたり、焼いたりするために必要なもので、居酒屋さんやホテル、洋食屋さんで使われている。もちろんこれも火が必要とされる場面である。 調理以外で火が使われる場面もいくつかある。例えば、「たきび」、「ろうそく」、「暖炉」などである。 それらに共通する「火の効用」、というか「魅力」といった方がよいかもしれないが、それこそが「浄めと癒やし」である。記事内に出てきた前東京都知事の猪瀬直樹さんは都内の事務所に暖炉を置くが、「暖炉は会話を和ませる、(中略)初対面でも緊張が解け、リラックスして良い意見交換の下地をつくれる」。「独り思索を深めるにも有効だ」と述べている。 火を調理の熱源だけではなく、創造力の熱源、そして豊かな時の源としても活用したい。そしてそんなことに関わるものづくりが出来たら最高だ。

2021.04.11

買って見てから考えよう

久々のブログ復活です。

先日憧れの経営者先輩方に会った。

その先輩は登山を趣味としている。そうなので、ぜひ一緒に登山をしたいと思っていた。

しかし、膝に持病を抱え登山に不安があるため躊躇していた。

今回思い切って、「一緒に山に登りたいんですよね」とお話をしたところ、「いいよ」と言ってくれた。

その後もう1人、やはり登山を趣味としている経営者先輩が来た。

そこでこんな会話。

先輩経営者A「森さんが登山をしたいんだって」

先輩経営者B「へーそうなんだ、それじゃ道具からだね。まずはなんと言っても靴でしょう」

先輩経営者A「そうだよね、じゃぁ今から買いに行こうよ」

先輩経営者B「そうだね、行こう」

ということで、その場で靴を買いに行った(たまたますぐそばに、登山道具の店があった)。

そんなに安くない靴を買った私は、もう行かないわけには行かない。

そこで、分かった。

「そうか、高いお金を使うと後に引けなくなるから真剣に行動をする。だから思い切ってお金うことも大切なんだ」

モリチュウでは「やって見てから考えよう」という合言葉があるが、「買って見てから考えよう」もアリだと分かった。

この体験は大きい。

翌日、膝が心配な私は、「アルパインポール」(杖のようなもの)を2本購入。いよいよもう後には引けない。

ちなみに、これを実行するには妻からの冷たい視線に耐えうるだけの精神力が必要なことを付け加えておく。

逆に精神力を鍛えたい方にはお勧めということになるが・・・。

2021.02.22

そごう川口店 閉店

そごう川口店は2月末をもって閉店する。

そもそも「そごう」の存在とは何だったんだろうか?

30年前、「そごう」が出店をするとなったとき、川口銀座通り商店会は「黒船が来る、このままでは完全に破壊される」と大いなる危機を感じていた。そのために市や県の力を借りながら商店街の整備を進め、立ち向かおうとした。銀座通り商店会にあるドンキホーテ像は、その黒船に孤軍奮闘立ち向かおうとする、商店主の姿を象徴するものである。

しかし、そごうの影響は大きく、銀座通り商店会は衰退し、後継がほとんどいない状態となっている。それは現在、大手チェーンのお店ばかりが目立つことでも分かる。勿論これには「時代に流れでしょ」とか、「商店会の努力不足もあるでしょ」という意見もあるだろう。しかし・・・地域コミュニティの大切さが叫ばれる今、結果的には地域愛は育たず、つながりも失われていく。

「そごう」の存在とは?

確かに、そごうは便利な存在だった。しかし今の私には、ただ黒船の如く現れ、市場と地域愛を破壊し、荒らすに荒らして、都合が悪くなると逃げていく存在にしか見えない。

そごう入り口付近には今、建設当時の写真が懐かし気に展示されているが、見る気もしない。それにより失われたものは大きすぎる。そしてそれはもう取り戻せないものなのである・・・そう永遠に。

これは、今の私の理解を書いたまでである。もしかしたら私の見解は間違っているかもしれないし、偏っているかもしれない。もしそうならば、どなたか是非教えて欲しい。