社長ブログ

2018年02月

2018.02.28

スケジュール会議

今日は朝一番の予定はスケジュール会議。
これは毎月月初に幹部を中心に行っている会議である。
(本来は明日だが、明日出張で出来ないので今日行った)。
何をしているかというと、今から半年先位の予定をチェックするのである。

モリチュウは毎年期首に一年分の予定を手帳にして社員に配布している。
にも拘わらず、なぜそんな事をしているかというと、社長(つまり私)が勝手にどんどんスケジュールを変えてしまうため、社員が混乱をしてしまうからである。
かつて、ある会議の予定があったが、その日にお客様訪問の予定を入れてしまっており、会議のスケジュールをずらす連絡をしていなかったため、社員からブーイングの嵐をあびたことがあった。社員は迷惑だし、私も迷惑な話だ。

そこで、スケジュール会議なのである。

やってみると、単純に予定の確認、調整にとどまらないことが分かった。今社長がやろうとしていることを共有できるため、方針の伝達にも役立っているのである。実際に「今、こんなことを考えているので、ここに行って情報収集をしようと思っているんだ」とか、「こんな案件があって、このタイミングでお客様訪問をしておきたいから出張を入れている」などコメントを交えながらスケジュールの話をしている。社員からの「知らない、聞いていない」という不満が減少するし、幹部は「こんな理由で社長はここに行くんだよ」と伝えてくれているのだと思う(多分・・・)。

今日は更に嬉しいことがあった。主なスケジュール変更を幹部のYさんが全社に共有してくれたのだ。何も指示しないのに、自主的にやってくれたのである。

前向きな取り組みは、全て社員教育につながるのだと感じた。

2018.02.27

TTP

今日は、午後から仲間経営者の会社2社のベンチマーキングに行ってきた。
ベンチマーキングとは、いわゆる会社見学のことで、他社の優れた取組みを学べる貴重な機会のことである。

この経営者仲間たちは確固たる絆で結ばれ、同時に同業者がいないグループのため、
お互いに社内を完全裸状態で見せ合うことができる。

・クラウド型チェックリストシステムとドロップボックスを連携させた業務管理。
・捨てるものに期限を決める「間」のしくみ。
・とんでもなく綺麗なゴミ収集車の内部(ゴミを集め、入れる箱が無茶苦茶綺麗だった!)。
・表示のズレを無くす画期的なしくみ(何気ないことだが、すごい仕組みだった)。
・展示スペースを区切ることで、商品を高級に見せる店づくり。
・仕入先の在庫状況をネットで共有するクラウドを使った仕組み
等々、優れた点をたくさん発見できた。

今、日本経済新聞の「私の履歴書」で良品計画の元会長である松井忠三さんの歩んできた道が紹介されている。
その中である時期に「TTP」という言葉を頻繁に使っていたと記載されていた。
「TTP」、それは「徹底的にパクれ」の略であり、「よい取り組みは参考にする」となりふり構わずマネをすること・・・だと書いている。

確かに私の中学時代の恩師である故杉先生も、「学ぶ」の語源は「真似ること」と最初の授業で言っていた(そのあとの授業は全て忘れているが、これだけはなぜか覚えている)。

お互い思う存分パクれる仲間が沢山いることは、学びの宝庫があることであり、この上なく幸せなことであると、実感をした一日であった。

まずは、「クラウド型チェックリストシステムとドロップボックスを連携させた業務管理」をパクろうと考えている。

2018.02.26

スケジュール管理

今日は、朝から沢山の業務を行った。

提出資料の準備、協力会社様のご対応、幹部からの報告、採用の打ち合わせ、
お客様への価格表確認(幹部と)、金融機関に資料提出、協力会社訪問、最後は歯医者さん・・・。
にもかかわらず、時間には余裕があった。

協力会社の方からはとても有益な情報が得られ、今後のビジネスの広がりの可能性を
感じることができた。協力会社様を「下請け」と呼んでいるようでは自ら間口を狭めるような
もので、「下請け」はモリチュウでは絶対使わない「NGワード」の一つとなっている。

それはさておき、今日はある意味効率が良い一日だったが、その秘訣は間違いなく
スケジュールをしっかりと作ったことにある。

私は基本的に30分単位でスケジュールを作る。もちろん30分で終わらない場合は
1時間の枠を取るが、仕事の切り分けは30分である。

不思議なことに、終わりの時間を決め、後に他のスケジュールが入っていると、なぜかその時間までに
終わる。会議などが典型だが、「始まりの時間」を決めても「終わりの時間」を決めることは
意外と少ない。終わりの時間を決めないということは、目的地が分からずに車を走らせるのに似ている・・・
と私は感じる。

また、終わりの時間を決めないのは、エンドレスでキャバクラに居るようなもので、それがどれほど
危険なことかは、痛い目に会った人であればわかるはずである。

やはり「時は金なり」なのである。