社長ブログ

2021年02月

2021.02.22

そごう川口店 閉店

そごう川口店は2月末をもって閉店する。

そもそも「そごう」の存在とは何だったんだろうか?

30年前、「そごう」が出店をするとなったとき、川口銀座通り商店会は「黒船が来る、このままでは完全に破壊される」と大いなる危機を感じていた。そのために市や県の力を借りながら商店街の整備を進め、立ち向かおうとした。銀座通り商店会にあるドンキホーテ像は、その黒船に孤軍奮闘立ち向かおうとする、商店主の姿を象徴するものである。

しかし、そごうの影響は大きく、銀座通り商店会は衰退し、後継がほとんどいない状態となっている。それは現在、大手チェーンのお店ばかりが目立つことでも分かる。勿論これには「時代に流れでしょ」とか、「商店会の努力不足もあるでしょ」という意見もあるだろう。しかし・・・地域コミュニティの大切さが叫ばれる今、結果的には地域愛は育たず、つながりも失われていく。

「そごう」の存在とは?

確かに、そごうは便利な存在だった。しかし今の私には、ただ黒船の如く現れ、市場と地域愛を破壊し、荒らすに荒らして、都合が悪くなると逃げていく存在にしか見えない。

そごう入り口付近には今、建設当時の写真が懐かし気に展示されているが、見る気もしない。それにより失われたものは大きすぎる。そしてそれはもう取り戻せないものなのである・・・そう永遠に。

これは、今の私の理解を書いたまでである。もしかしたら私の見解は間違っているかもしれないし、偏っているかもしれない。もしそうならば、どなたか是非教えて欲しい。

2021.02.14

ステンレス鋳物のプロがデビューします!

今週2月16日火曜日から19日金曜日まで、「厨房設備機器展」がビックサイトで開催される。

コロナの影響で、開催が危ぶまれる中ではあるが、感染者の減少傾向もあり、予定通り開催されることとなった。この展示会は文字通り「厨房機器を製造、扱う会社が一同に会する展示会」であるが、厨房部品に携わるモリチュウも1ブースと小さながらも参加をすることとなった。今回で4年連続4回目である。

今回は、新たなブランドとして立ち上げた「ステンレス鋳物のプロ」のお披露目となる展示会である。そんなこともあり、「本格的にやらないと」と展示会責任者を決め準備を進めてきたが、準備の最も大事な先々週にその責任者が「長期休暇」に入ることが分かった。(長期休暇は、社員が年に1回決められた日に休暇をとる仕組み)。これでは準備が間に合わないと、急遽、私が介入(笑)して段取りを進めた。うまく「はめられた」訳である(笑)。この辺りの機転の利き方は全くもって素晴らしいと感心した。最後は全員で力を合わせ、何とか準備を終えていざ当日ということにあいなった。

全員がしっかりと同じ説明ができるように「説明シナリオ」を作って練習したが、緊張もあり「カミカミ」。そして、こんなこと位分かっているはず・・・ということが分かっていない。ある意味ビックリだが、この現実が見えたことは収穫。そういう意味では、今回の展示会は社員の学習の機会にもなる訳である。

さて、モリチュウブースでは、電解無塩型次亜塩素酸水「クリーンリフレ」を使って空間除菌しながら展示をするので安心空間。そんな中で、「ステンレス鋳物のプロ」と、「えっ?!」と笑える意外な展示ポスターと、カミカミ社員の奮闘ぶりを見たい方は是非お立ち寄りください!うーん、あのポスターは・・・いかがなものか・・・?