社長ブログ

2020年06月

2020.06.28

専門家会議

専門家会議

最近「専門家」と言う言葉をよく聞きく。「専門家会議の意見を確認して決定する」、とか「専門家によると」とかである。

実はその度に何か違和感を感じていた。

確かに専門家はその道の専門家なので特定分野に対しての知識は豊富であろう。3人寄れば文殊の知恵とも言うので、会議があり、意見をが交わされるのは問題ないしむしろ必要なことである。特に医療などの専門的な分野の話は一般の人には分からないことも多く専門家の意見を聞くのは当然である。

そして、様々な課題に対し、専門家の意見を踏まえて対策や方針を発表するのは責任者の仕事である。しかし、それを発表する際に何かにつけ「専門家」あるいは「専門家会議」を強調するのを聞くと、どうも責任逃れをしている様に感じてしまう。何か問題があった際に、「私は専門家ではないので」とか、「専門家会議の意見に従っただけなので」と言い訳にしている様に感じてしまう。

やたらと専門家を連呼する風潮が、無責任社会の象徴の様に聞こえる。課題を解決していくために尽力をしていただいているはずなのに、そう聞こえてしまうことが残念に感じる今日この頃である。

2020.06.21

グループ懇親会

少し前になるが5月末はモリチュウの臨時グループ懇親会が開かれた。

グループ懇親会とは、先週ご紹介をした実行計画グループ毎に月に1回開かれる懇親会であるが、5月末は通常に加え臨時での懇親会を開いた。ちなみに、ここは社長抜きの懇親会となるので、社長の悪口も気兼ねなく言える懇親会である(笑)。

5月25日に緊急事態宣言が解除された。

しかし、4月頭に緊急事態宣言が始まり、実際にはそれ以前から影響が出ていた飲食業は大きな打撃をうけている。モリチュウは厨房機器を製作しているメーカーに部品をご提供している関係で、その影響はやはり大きい。しかし、そこで委縮をしてしまっては今後につながらないと考え、少しでもいいので業界に貢献したいと考えた。その結果が、月末の臨時グループ懇親会である。

懇親会費用は勿論会社持ちである。上限はあるが今回の臨時懇親会はその上限から更に一人あたり2000円アップした。更に臨時懇親会とは別に、新入社員とのサシ飲みもオンライン飲み会からライブ飲み会になった。

懇親会が開かれると、必ず報告が上がってくるのだが、その結果、最近はやたらと懇親会の報告が上がってくる。
なんかいつも飲んだくれている集団の様になってしまった。だが、これも業界の盛り上がりの為。そして社員が元気に盛り上がってくれれば明日への力になる。仲良く元気な社員が最高。嬉しい限りである。

(ちなみに、人数は1グループ5人程度までとし、密を避けての開催としています)。

2020.06.14

実行計画作成

昨日の土曜日は実行計画作成を行った。

実行計画作成とは会社の経営経営計画を達成すべく、具体的にどのようなことを実行しなくてはいけないかと部門ごとに考える、ということでほぼ1日かけて行う。

ここには、先週行われた経営計画発表会で伝えられた経営計画を、より理解を深め、具体的なこととして捉えることを促す狙いと、それを着実に実行するためにスケジュール化することを目的としている。

経営計画を達成するためには様々な課題を解決していかなくてはいけないが、それを自分達で考えることがとても大事と思っている。勿論浅慮的傾向もしばしば見られるが、そこは質問を繰り返し更に深慮させる機会を提供している。そしてそのなかから自分たちで出来ることを選択し計画づくりをする。一見難しくて無理なことも外部の力を借りることで、自分達で出来ることに置き換えていくなどもOKだ。なんでも自分でやろうと思っても実際は無理で、出来ることは限られている。

この実行計画への取組も10年を迎え、古い社員が抜け、新しい社員が中心となっていやっている。質問なども以前より出るようになって来ている。そのプロセスの中で、より積極性が増してきたと感じている。活発に議論をしながら真剣に取り組む姿を見て、社員の成長を感じている。

二宮尊徳の言う「積小為大」。まだまだ「為大」には程遠いが、「積小」の先にあるものを目指して、社員と共に歩んでいきたい。

2020.06.07

鳥越祭

今日は鳥越祭であった・・・本来であれば。

都内随一の重さを誇る千貫神輿が街を練り歩くこの勇壮なお祭りも、今年は当然の如く、コロナの関係で神事のみとなり、神輿はなかった。考えてみれば、神輿は強者たちが我こそはと群がる状況、汗や唾が飛び交う三密の最たるもので、中止は当然である。

毎年鳥越祭に行く。なぜなら私達の仲人が鳥越の地元にいらっしゃり、お祭りの日にお呼ばれしているからである。今年はお祭りがなかったので食事会はなかったが、毎年恒例なのでご挨拶に伺った。

ひょんなご縁で仲人をお願いし、その後、25年以上の長きに亘りずっとお付き合いをさせて頂いている。そして武蔵野の矢島専務にご縁の大切さを体に染み込むまで教えていただいたお陰で今年もご挨拶に伺えた。清々しい気持である。

今晩はビールを飲みつつ、いただいた絶品の茶飯を食べながら、鳥越の神輿をYouTubeで見ての食事。来年こそは、鳥越祭を楽しみたいと思う。

ちなみに、仲人さんのお店は菓匠「栄久堂」さん。是非お立ち寄りください!