社長ブログ

2018.09.27

大連の空港にて

昨日、大連から帰ってきた。使うのは大連周水子空港である。

通常の空港と同様、航空機会社別カウンターがあり、出国手続、手荷物検査を経て出発ゲートのあるフロアに入る。通常はそこで1時間程度時間があるので、軽食を食べながら出発を待つのが私の通例である。

以前は、そのフロアにコーヒー店が1つしかなかったが今回は、4店舗程出来ていた。まさに競争激化となったわけである。さて、その中でどこのお店にお客さんが入るのか・・・それは立地であったり、価格であったり、味であったり様々な要因が関係する。また、以前からある店の方が、すでに場所を認知されているので、お客さんが入りやすいという要因も考えられる。

「ラメン佐渡一!」「いらっしゃいませ、ラメン佐渡一あるよ!」と超早口で叫んでいるやや太めの中年のおば様がいた。通りに対して垂直に立っている。まさに行く手を妨げるくらいの勢いである。そして少々おなかの空いていた私は思わずおば様の勢いに圧され店に入ってしまった。よく聞くと「ラーメン、サンドイッチ、あるよ」と言っていた。空港のコーヒーショップでは、コーヒーだけでなく、ラーメンも売っている。そこで私は「辛ラーメン」(韓国でよくある辛いインスタントラーメン)を頼んだところ、ある席を指し「ここ座て!」と言われ(半ば命令である)、コーラを机に置かれた。周りを見回すと、堰は満席である。おば様パワーが功を奏していることは明らかであった。

なるほど、色々意見はあるだろうだ、売上はこのようにして上げていくのだと学んだ瞬間であった。