社長ブログ

2019.01.10

率先垂範

本日、川口青年会議所の新年会に参加をした。
今年の理事長は平野君であるが、そのスローガンが「率先垂範」である。

「率先垂範」とは「自ら先頭に立って範を垂れよ」という意味であるが、それを聞いて、連合艦隊司令長官山本五十六氏の有名な格言「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」を思い出した。なぜなら、この格言の最初が「やってみせ」だからである。

最初に「やってみせ」とは「見本、あるいは手本を見せ」ということである。つまり範を垂れるということである。そういえば、書道はお手本を見ながら練習し、お花も先生の活けた花の真似をして練習する。では、手本や見本は誰が見せるかと言うと先生(あるいは師範)である。

なので、垂範するためには見本や手本として見せることが出来る様、自分を磨かないといけないということになる。逆に言うと、その立場に至っていない人が垂範をしたら、おかしなことになってしまうことになる。

このことは、経営者としても大事であり、常に自分自身に対し厳しくあれ、ということにもなるのである。果たして自分自身どうなのか・・・常に自省をしなくてはと改めて思うのである。