社長ブログ

2020.03.15

臨時託児所

新型コロナウイルスが猛威を奮っている。いつどのような形で終息していくのか、まだ全くわからない状態だ。日本では2週間ほど前から学校が休校となっているのはご承知の通り。

さて、そんな中、モリチュウでも日頃から頑張ってくれている派遣社員Mさんの息子さんが小学生ということで、会社に来ることができなくなる可能性が出てきた。知合いなどに預けることができれば会社に来ることができるが、毎日と言うわけにもいかず困っていた。会社の方針としては、家族優先、お子様優先という方針を打ち出したが、本人曰く、「家族優先という社長の方針はありがたいが、収入も減るのは正直痛い・・・」ということであった。そんな時、うちの社員が何気なく「じゃあ、お子さん、会社連れてきちゃえば」と言ったらしい。実は私もそれが可能であればその方がいいと考えていた。ということで、お子様連れでの出社をOKとした。仕事に影響が出るかなぁと考えていたところ、他の社員からも全く問題ないとのこと(もちろん、その子がとても良い子だからということもあるが)。やってみるもんだなぁと正直感じた。

環境が変わると自社も様々な変化をしなくてはいけないが、今回お子様と一緒の出社というテストケースができたと考えると、とても良い機会となった。正式に託児所としての機能を持たせるにはいろいろと許認可など大変なのかもしれないが、自己責任の範囲という約束が出来れば、目の届くところにお子様がいての仕事もOKである。そういう意味で、今後の働き方の多様化という社会的な動きに対して一歩踏み出せたと感じている。

そして、モリチュウに「やってみてから考えよう」という文化があってよかったと思う出来事であった。