社長ブログ

2018.05.23

自己成長のための必須条件

先日、モリチュウの社員二人がフォークリフトの技能講習に参加をした。毎度の事だが、研修後に感想のボイスメールを入れてくれた(ちなみに、ボイスメールはいわゆる音声メールである)。

その際のコメントの例を挙げてみると、
「他の人が実習をしているのを見ていると、自分が指摘されたことがよく分かり、講師の方の指導が確認できました」。「レバーの操作が粗い人がいて、自分もそうしていると感じました」などといった、実際にフォークリフトの運転に関するコメントもある。

しかし、そこから発展して、
「今回は試験もあったので、事前に復習をしていきましたが、お蔭でスムーズに受験をすることが出来ました。復習の大切さを改めて認識しました」。「自分の番ではない時にでも、学べることは沢山ありました。空いている時間の有効活用が大切だと感じました」。「落ち着いて運転をしないと失敗する事が分かりましたが、普段の作業も同じようにやっていると思うので、まずは落ち着くことを肝に銘じ、今後の自分の作業にも生かしていきたいです」といったコメントも伝えてくれた。さらに、「オートマ限定の運転免許でもフォークリフトの免許を取れるか講師の方に聞いてみたら、問題ないとのことでした」と、プラスαの情報も伝えてくれた。すべて能動的に動いてくれれいる証拠である。

技術系の講習は、勿論技術を学ぶ場であるが、自らの姿勢次第でそれ以外の多くの気づきを得るチャンスでもあることを社員から教わった。ポイントは、「どれだけアンテナが立っているか」、いや「アンテナを立てているか」である。与えてくれることを待っているだけの状態では何も変わらない。自らつかみ取ろうとする能動的、積極的な姿勢は自己成長の必要最低限の条件なのだろう。