社長ブログ

2018年11月

2018.11.03

外圧大好き

私は、外圧が大好きである。

本来社員には自分で考え、自主的に行動をしてほしいと思う。しかし、それは理想論である。人は出来れば楽してお金が欲しいと思うのは当然である。中には、「もっと仕事に対しやり甲斐を感じて働いている社員もいるはずだ」と言いう方もいるかもしれない。しかし、ウチの社員に「出来れば楽して沢山お金が欲しいか?」と聞くと全員がニコニコしながら「ハイ!」と答える。

今日は休日にも拘わらず全社員が集合し、床のペンキ塗りを行っていた。なぜならば、来週モリチュウに約30人の方が会社見学にいらっしゃるからである。まさに外圧である。そして多少はカッコいい所を見せたいという気持ちもあるのだろう。私は「最後の悪あがきかぁ?」とケラケラ笑いながら社員に声をかける。社員もゲラゲラ笑いながら床を塗ったりワックスをかけていた。面倒臭いと思いながらも、綺麗になると達成感とすがすがしさを感じる。その経験が今後に生きてくるはずである。なので外圧が大好きなのである。

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2018.11.02

名前(5)

さて、先週の市産品フェアに出展をした「imono表札」から、今週は名前について書いてきた。


昨日書いたように名前、特に「姓」はご先祖様から引き継いでいる大切なものであり、自分の家の象徴である。そうであれば、名前を示す「表札」はとても大切なものであり、家の顔ともいえる重要なものである。それを安っぽいものにしてしまえば、自分自身を安っぽくしてしまうだけでなく、ご先祖様に対する尊敬の気持ちに欠けるとも言える。

最近はプライバシーの問題などもあり、家に表札を付けないケースもあるようだが、それはそこに自分自身が存在していないということにもなりかねず、社会情勢とは言え悲しいことである。

仮に同性同名がいたとしても、自分自身は唯一無二の存在である。自身の祖先とのつながりに思いをはせ、自らの姓に対し誇りをもっと持ってほしいと思う。

2018.11.01

名前(4)

これまで名前について書いてきたが、どちらかというと機能や利便性について多く書いた。

しかし、もっと本来的な意味は、やはり「ご先祖様から引き継いでいる大切な宝物」といえるであろう。父母から始まり、祖父母そしてその先の祖先にまで遡っていくと、どういう理由か分からないが祖先の誰かがその姓を使い始めはずである。そして何世代にも亘って引き継がれているものが家族の「姓」である。つまりその人の系譜が「姓」に凝縮しているともいえる。

そして、各家には家風があり、先祖代々の血が流れており、遺伝子が引き継がれている。そして今までその一族が続いているのは幸運でもあるが、同時に強い遺伝子でもあるとも言える。そういう意味では、目に見えないその家族が持つ強い遺伝子を象徴しているのが姓であるともいえるのではないだろうか。