社長ブログ

2020.11.24

褒められるのはうれしい

先日お客様に褒められた。

ある製品の開発を行っていたのだが、試作が完成し実際に使っていただいた。
その際に「いいですねぇこれ!、いいよぉこれ!」とお褒めの言葉をいただいた。

実はそこにたどり着くまでにかなりの試行錯誤があった。
担当した社員は、試作をしてはお客様からの指摘や社長(私)からの指摘が入り、そのたびに修正が加えられた。私が社員の立場だったら投げ出していたと思う。しかし、そこは心を鬼にして進めた。後から聞いた話では、社員の一人は泣きながら製作を進めていたらしい。

しかし、結果は上記の通りである。

丁度、実際に使っているところを動画に撮っていたので、泣いていた(という噂の)社員に見せたら、「よかったです!」とまた眼を潤ませて喜んでいた。

楽して成果を出すことができたら、それは最もいいことだ。しかし、苦労して成果を出したら、その成果と同時に、達成感というかけがえのないご褒美が付いてくる。泥臭くがむしゃらにやる方が、ご褒美が大きいということになる。

クールにうまくやるのは、私は好きではないし、そんなのは幻想だ。それに私は「かけがえのないご褒美」が欲しいといつも思っている。