社長ブログ
2018.06.05
変わるということ
時代は変わる、お客様も変わる、会社も変わる、自分も変わる。
変化対応が生き残るためには必要であるという。これは言い古された言葉だ。恐竜が滅びた理由は何かというと、それは地球の大きな気象変動に対応出来なかったからと言われている。最も強い昆虫がゴキブリであるように、したたかに生きるすべを身に付けることは必要だ。
音楽も昔ながらの音楽をただ続けていればよいというわけではない。流行に流されない姿勢はポリシーを貫いているようでかっこういいが、結果的に売れなければ意味がない、というか生きていけない。サザンオールスターズがヒット曲を出し続けているのは、レトロな懐かしさを感じるサウンドを、今にマッチするようアレンジする嗅覚のするどさと、その引き出しの数の多さのなせる技であろう。
変化を求められているにもかかわらず変化できない、というが変化しようとしないのはなぜか。それは変化する必要性を感じていないからと、変化しなくてはいけないことに気づけないからである。ぼーっとしているのである。進歩せざるは退化である。変化を、言い換えれば成長を拒否あるいは否定することは、意識していようと、無意識であろうと人生を捨てることに等しい。前向きな変化は必要ない。環境に応じて変化をすることが必要なのである。
時代の変化とともにマーケットも変化する。お客様もライバルも変化する。自社も変化しなくては生き残れない。いわんや、自分自身をや、である。
2018.06.04
本を読む習慣
本を読む習慣は、良い習慣か、良くない習慣か・・・・?
基本的に本を読む習慣は悪いことではない。他の人が過去に体験をしたことを効率よく学べるからである。しかし、それも年齢にもよるのではないか。
私的な感覚では、40歳までは読書欲が旺盛である方が良いと感じる。しかしそれ以降は少々考えなくてはいけない。まず、本を読むと時間が取られる。そして知識が増える。知識が増えることがいいかというと勿論いいことではあるのだが、却ってよくないこともある。これは情報化社会の中で情報過多になってしまう現象に似ている。情報過多になると身動きが取れなくなってしまう。多読の場合も情報過多同様の現象となってしまい、いざ得た知識を行動に移そうとすると迷ってしまうことが多い。また、読んでいる本が面白いので読書に時間が取られてしまい、結局行動できないで終わってしまうことが多い。つまり、読むことが目的になってしまっているのである。
そんな中、最近また無性に本が読みたくなっている。年に数回そのような病気が発生するのだが、いつもそこで疑問に感じてしまう。なので最近は適当に読むことにしている。そして途中で終わってしまう本が積まれている、いわゆるセミ積読状態が生まれる。
積読も問題だが、読書しても得た知識を使って具体的な行動に移さないことはもっと問題である。なぜならば価値を生み出すのは行動だからである。
このせめぎあいの中、どう折り合いをつけていくかが現在の課題である。面白い本ほど罪なものである。
2018.06.03
日曜日はアートシーン
先日、大阪に出張に行った際に見つけた透かしのレリーフ。
細かい網目の中でひと際目を引く美しいレリーフを見つけた。唐草の中に浮き立つ鳥は孔雀であろうか。孔雀は何と言っても、優雅で美しい。様々なところで抽象化されデザインのモチーフに使われている。そしてその美しさから、愛、美、幸福、富、繁栄の象徴とされている。その孔雀が左右シンメトリの唐草文様の中心にバランスよく溶け込んでいる。
材質は多分鍛鉄であろう。そして透かしのレリーフの本当の美しさは表からではなく内側から見たときに分かる。これはステンドグラスも一緒である。キリスト教の教会を外から見てもステンドの美しさは分からないが、内部から見るとその色彩の美しさに「はっ」と息を呑む…という経験をした方も多いと思う。
「このレリーフもきっと内側から見ると・・・」と思って見てみると、やはりそうであった。外側から見ただけでは分からない文様の美しさが浮き出てくる。そして何気なく配置されている網目とそれらをつなぐ構造部もしっかりデザインされていることが分かる。
このビルのオーナーがきっと「繁栄」を願って設計をしたのであろう・・・とその思いを作品から感じ取ることができた。
2018.06.02
ブログは何のために書くのか
昨日は久しぶりにブログを書かなかった。
そもそも、なぜブログを書くかというと、その日の面白かったことや、気付いたことなどを書くことで、1日の振り返りをすることになるからである。1年に1回振返りをする習慣があるだけで大きな差が生まれるのであれば、毎日振返ることで、もっと大きな成果が生まれることが期待できる。あのラグビーの五郎丸も2015ラグビーワールドカップの期間中、毎日日記を書いていたではないか。では「やらない手はないと」思い書き始めたのである。
しかし、誰も見る人がいないと心が折れる。そのためには「外圧」が必要である。そこで公開をし始めたのである。最近は社員も見ていて、今度モリチュウメルマガのブログ欄のタイトルに、ご丁寧に「社長ブログ、ほぼ毎日更新中」と入れるという(「ほぼ」と入れてくれたのが不幸中の幸い)。これ以上の外圧はない。
さて、昨日といえば、残念ながらその「振返り」が出来なかった。振り返りを阻む大きな外圧の所為である。これはなかなか手ごわい。自覚症状はあるものの、その程度は徐々に深く体の中に浸透し、体全体を麻痺させていき、最終的に振返りをする機能を停止させる。そして昨日は、結果的に悲しい哉その外圧に屈したのである・・・。
要するに・・・単なる飲み過ぎである。
今から、ここから、自分から(by矢島茂人)
今日からまた頑張ります!
(最後に行ったお店、川口銀座通り商店街にある「ミルウォーキーズクラブ」の写真とURLを記載しておきます。おいしいバーボンが飲めます!)
http://milwaukeesclub.c.ooco.jp/
2018.05.31
嘘のようなホントの会話
一昨日の昼食の時の二十代から三十代前半の男性2人の本当の会話です。
(写真は、その時食べていた煮魚定食のイメージ画像)
Bさんの方がやや先輩な感じです。
A「あのさぁ、懲罰委員会って本当にできるんすかねぇ」。
B「なんかホント見たいよ」。
A「えーそうなんだぁ」
B「昔はそんなのなかったのになぁ・・・」。
A「ふ~ん・・・やっぱホントなんだぁ、なんでそんなの作ったんすかねぇ」。
B「うちみたいな老舗企業はさぁ、どうしてもマンネリになるから、そういうのも必要なんじゃないの。でも、お前・・・なんでそんなに気にしてんの」。
A「いや別に、なんも無いっすけど・・・でもそんなのにひっかかったら嫌じゃないっすか。オレ、とりあえずそれなりに働いて、定年まで無難に過ごせればいいんですよねぇ・・・どうすればいいんすかねぇ・・・?」。
B「うーんそれは、良くも悪くも自己主張しないことだよな・・・うん」。
思わず吹き出しそうになってしまいました。でも、人の会話を盗み聞きするのは良くないですよね(笑)。
念のため繰り返しますが、写真は、その時食べていた煮魚定食のイメージ画像です。