社長ブログ

2018年05月

2018.05.31

嘘のようなホントの会話

一昨日の昼食の時の二十代から三十代前半の男性2人の本当の会話です。
(写真は、その時食べていた煮魚定食のイメージ画像)

Bさんの方がやや先輩な感じです。
A「あのさぁ、懲罰委員会って本当にできるんすかねぇ」。
B「なんかホント見たいよ」。
A「えーそうなんだぁ」
B「昔はそんなのなかったのになぁ・・・」。
A「ふ~ん・・・やっぱホントなんだぁ、なんでそんなの作ったんすかねぇ」。
B「うちみたいな老舗企業はさぁ、どうしてもマンネリになるから、そういうのも必要なんじゃないの。でも、お前・・・なんでそんなに気にしてんの」。
A「いや別に、なんも無いっすけど・・・でもそんなのにひっかかったら嫌じゃないっすか。オレ、とりあえずそれなりに働いて、定年まで無難に過ごせればいいんですよねぇ・・・どうすればいいんすかねぇ・・・?」。
B「うーんそれは、良くも悪くも自己主張しないことだよな・・・うん」。

思わず吹き出しそうになってしまいました。でも、人の会話を盗み聞きするのは良くないですよね(笑)。
念のため繰り返しますが、写真は、その時食べていた煮魚定食のイメージ画像です。

嘘のようなホントの会話

2018.05.30

噂の新幹線のお掃除を観察した。

今日は午後から関西方面に出張だった。少々駅に早く着いたため電車はまだホームに着いていなかったが、そこには青とピンクの作業着を着た清掃担当の方がビシっと並んでいた。そして各自が全く同じ道具の入った袋を持って待っていた。まさに臨戦態勢である。

さて、ドアが開き清掃が始まった。清掃の工程は次のようであった。
1.椅子の向きを変えながら頭の後ろの白布を取る
2.いすをはく、埃を床に落とす
3.白布を付ける
4.床をはく
5.チェックする

男性と女性がペアになってこの工程を行うが、一緒に行うわけではない。2人でやることによって競争意識を煽っているようにも見える。

目を見張ったのは女性が「椅子の向きを変えながら頭の後ろの白布を取る」流れである。まず手前ニ席の布を取り、さっと椅子を回転させ向きを変える。そうすると奥の白布が手前に来る。そこで最後の布を取る。これにより、本人はほとんど動かずにこの工程を完了することが出来る。正にバレリーナが回転をしながら舞台を横断する様な感じである。

作業が完了するといつのまにか作業者が消えていた。多分最前列か最後尾に移動し、お客様が少ない車両から外に出るルールになっているのだろう。作業開始から9分36秒で完了。いずれにしてもすごい、というか美しい仕組みである。

噂の新幹線のお掃除を観察した

噂の新幹線のお掃除を観察した

噂の新幹線のお掃除を観察した

2018.05.29

Mr.Fusion様のセミナーに参加をして。

問題大有り。自社のホームページの問題点が沢山みつかった。

本日は、Mr.Fusion様で開催されたセミナーに参加をしてきた。簡単に言えば「ホームページの活かし方」となるが、その内容が非常に充実していた、と言えば聞こえはいいが、私にとっては貴重な情報満載のセミナーで、「頭の中がウニ状態セミナー」でもあった。

通常、ホームページを活かすとなると、「SEO対策」だとか、「検索キーワード」」という話になる。勿論それらも大切だが、その根本を理解していないと何にもならないということである。木の枝葉を茂らせるには、根っこがしっかりしていなくてはならないという、考えればごく当たり前の話であるが、だからこそ奥が深い。

PDCA、曖昧さの排除、プロセスの大切さ、ロジカルシンキング、細分化、具体化、実践・・・といった、本屋さんに行けばてんこ盛りのテーマであるが、それを具体例を通して学んだ。なぜならば、Mr.Fusion様は評論家ではなく実践者であるからである。ホームページというテーマを通してビジネスの原理原則を学べたすごく刺激の多い一日であった。そして、自社のホームページを見て、問題点が沢山見つかった(ウイルスに侵されたとかではないので、その点はご安心を)。

そんなことで、脳がウニ状態になったので、赤羽で途中下車をして脳内洗浄をした。その時のお店の写真をアップします(あまり関係ない写真ですが・・・)。

Mr.Fusion様のセミナーに参加をして

2018.05.28

謎の赤いベストを着た社員の正体

モリチュウにはある時間になると、赤いベストを着た謎の社員が出現する。

それも時間帯によってベストを着ている社員が違う。なぜか?

ところで、作業の途中で電話を取らなくてはいけなかったり、集中しているときに話しかけられて、イラっとしたことはないだろうか。私はしょっちゅうある。これはとてもストレスであるし、仕事の仕効率が悪くなる。同時にミスにもつながる。それを避けるためにモリチュウでは「集中時間」を作っている。

これは、かつてトリンプが行っていた(あるいは今でも行っているかもしれないが・・・)集中時間のパクリである。現在は主に女性社員を中心に行っているが、1日1時間の集中時間を作り、その間は「電話に出てはいけない、本人から話しかけることは良いが、周りから話かけてはいけない」というルールになっている。

そして今誰が集中時間中であるか、一目でわかるように目立つベストを着用していると言うのである。昔は机の上に目立つようにサインを置いていたが、不十分であり、声をかけてしまう社員が多かった。なので今は目立つ赤いベストを着て、集中時間の「見える化」をしている。

赤いベストは、最初は恥ずかしかったようだが、今では大分慣れているようである。

2018.05.27

ティンカーベルの来た形跡が・・・。

日曜日はアートシーン

「ティンカーベルの来た形跡か?」と思わせる作品がある。

この作品は、「川口総合文化センター・リリア」の1階にある。ピーターパンに出てくる妖精ティンカーベルのタクトからから放たれるキラキラとした光の粒、所謂「妖精の粉」が散りばめられているような世界が眼前に現れている。壁面から床面への連続している「妖精の粉」は、丸や三角、四角のアルミ(あるいはステンレスか)や真鍮という色の違う金属で組み合わされており、それがリズム感と動きのバリエーションを生んでいる。途中には市の花である「鉄砲百合」が鋳物で表現されており、そこが「おしゃれ」である。見ていて、「ワクワク」する素敵な壁面装飾である。

ちなみに、'Tinker’とは、「鋳造された鍋、釜などの鋳物製品の修理・修繕を行う職業。鋳かけ、または「鋳鐵師」との表記もなされる」らしい(ウィキペディアより)。リリアにティンカーベルの「妖精の粉」があるのは、単なる偶然であろうか。

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2018.05.27

Googleサイトの新バージョンを使って見た

パソコンのデータがどこに入っているかわからなくて困った事はないだろうか。

自分のパソコンや会社のサーバーのどこにデータがあるか、探すのにとても時間がかかってしまうということがないだろうか。この理由はデータ検索スピードが遅いのと、データの環境整備、つまり整理整頓が出来ていないからである。その両方を解決する方法の一つがクラウド上でのデータ保存である。

現在クラウド上にデータを保存するサービスは沢山あるが、モリチュウではGoogleのビジネス版と言われている、Gsuiteを使っている。一番の理由セキュリティーがとてもしっかりしているのと、社員の入退社の管理がしやすいことなどが挙げられる。またGsuiteを使いながら、ドメインにmorichu.co.jpを使えることも理由の一つと言える。人数がもっと多い会社であれば少々物足りなさを感じるかもしれないが、50人以下の会社であれば、十分に使える気がする。

もう一つの魅力がGoogleサイトと言われる一種のメニュー画面が簡単に作れることである。このメニュー画面は、とてもシンプルでパソコンデータの環境整備にとても役にたつ。正直、画面と操作性のシンプルさにこだわっている為、自由にカッコいい画面は作れないが、カッコいい画面を作るのが目的ではないので全く問題がない。最近は旧バージョンから新バージョンへのコンバートが容易になり、見た目も格段に良くなっている(写真をご参照下さい)。

これについてはまだ成果が出ているわけではないが、今後このGoogleサイトを使ってデータの整頓を推進していくことにより、さらに業務の効率化と探す手間が省けるような気がする。改善を重ね様子を見ていこうと思う。今後がとても楽しみである。

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2018.05.25

会社の夢と社員の夢がシンクロする日を夢見て

昨日のブログで「具体的な数値目標がないと社員が動けない」と書いた。では、数値目標を設定するだけで社員が動くかと言うと、それほど甘くはない・・・のがモリチュウの社員である。目標を作るだけでなんとなく達成感を感じてしまうのは、参考書を買って勉強をした気になってしまうことと同じでよくある現象である。しかしそれでは成績は上がらない。

今度は社員が目標に向かってしっかりと取り組んでいるか、つまり行動をしているか、しっかりとチェックする方法が求められる。経営計画書の目標を絵に描いた餅にしないためには、それをチェックをしやすい資料を作るということがとても大切だが、実は昨日、今日と幹部と一緒に所謂その「チェックリスト」を作成していた。

経営計画書を見ながら、どんな数値を管理していったら良いかと幹部に考えてもらっていると、意見がどんどん出てきた。その数字を達成するかどうかは、今後の活動次第だが、まずはそこに対してアンテナが立つ。これは非常に効果がある。ちなみに考えているのは全員30才前の若い社員たちである。

若手社員が自分たちの手で会社を創る。会社の夢と社員の夢が一致する日を夢見て挑戦は続く。

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2018.05.24

具体的であるか?

社長が具体的な目標設定をしない限り社員は動けない。

今日は、「経営計画資料」を幹部と一緒に作成をした。経営計画資料というのは簡単に言うと会社の数値目標を毎月チェックしていくための資料である。

今までは、自己流で売上や粗利益等を見てきたが、実際にはもっと様々な数字をチェックしていかなくてはならないことを痛感した。

同時に、社員は「経営計画書」、つまり「社長の方針」に従って動くが、社員が動きやすくするためには、具体的に数字に落とし込んだ目標を提示することが必要であることも痛感した。今まで理念的な経営計画書の文言が多かったが、それでは社員は動けない。しっかりと数値目標を示し、それを達成するにはどのようにしていくかを幹部と社員と共有をしていくことが重要だということがわかった。「社員が動くか動かないか」、というよりは「動けるか、動けないか」は、社長がどれだけ「具体的」であるかによる。相田みつお曰く、「具体的に動くことだね」。社長が「具体的」でなくては、社員は「具体的」に動けない。深く大きな気づきを得た1日であった。

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2018.05.23

自己成長のための必須条件

先日、モリチュウの社員二人がフォークリフトの技能講習に参加をした。毎度の事だが、研修後に感想のボイスメールを入れてくれた(ちなみに、ボイスメールはいわゆる音声メールである)。

その際のコメントの例を挙げてみると、
「他の人が実習をしているのを見ていると、自分が指摘されたことがよく分かり、講師の方の指導が確認できました」。「レバーの操作が粗い人がいて、自分もそうしていると感じました」などといった、実際にフォークリフトの運転に関するコメントもある。

しかし、そこから発展して、
「今回は試験もあったので、事前に復習をしていきましたが、お蔭でスムーズに受験をすることが出来ました。復習の大切さを改めて認識しました」。「自分の番ではない時にでも、学べることは沢山ありました。空いている時間の有効活用が大切だと感じました」。「落ち着いて運転をしないと失敗する事が分かりましたが、普段の作業も同じようにやっていると思うので、まずは落ち着くことを肝に銘じ、今後の自分の作業にも生かしていきたいです」といったコメントも伝えてくれた。さらに、「オートマ限定の運転免許でもフォークリフトの免許を取れるか講師の方に聞いてみたら、問題ないとのことでした」と、プラスαの情報も伝えてくれた。すべて能動的に動いてくれれいる証拠である。

技術系の講習は、勿論技術を学ぶ場であるが、自らの姿勢次第でそれ以外の多くの気づきを得るチャンスでもあることを社員から教わった。ポイントは、「どれだけアンテナが立っているか」、いや「アンテナを立てているか」である。与えてくれることを待っているだけの状態では何も変わらない。自らつかみ取ろうとする能動的、積極的な姿勢は自己成長の必要最低限の条件なのだろう。

2018.05.22

「振返り」の大切さ

今日はとても嬉しいことばかりである。特に「振返りの大切さ」の観点から、モリチュウ社員の成長を感じ取ることができたことは本当に嬉しい。

今日は、株式会社武蔵野の矢島専務の講演会であった。埼玉の武蔵野サポート会員企業の社員が100人以上集まって聞く、年に1回恒例の矢島専務(以下矢島さん)の講演会である。

矢島さんは、講演会の中で数多くの貴重なメッセージを伝えてくれているが、その中の一つに「振返ることの大切さ」がある。モリチュウでもその意を汲んで、講演会やセミナーに行った際には気づき3点をボイスメールで共有することになっている。驚いたことに、午後6時4分までには講演会に参加をした社員全員から気づきのボイスメールが入っていた。講演会は5時に終わっていたので、約1時間以内には全員からボイスメールが入っていたということになる。しかも特別に参加をしてくれた派遣さんからも入っていた。ここまで社員が理解をしていたとは思わなかった。

これは数年前のモリチュウでは考えられないことである。社員がそれだけ成長してくれていると言う事と、「振返り」の大切さを心底感じ取ってくれていると言うことであろう。勿論、嫌々ながら仕方なくやっている社員もいるかもしれないが、まずは形からである。社員への感謝以外の何物でもない。改めて、この原理原則を伝え続けていくこと、そしてそれを社長が率先して垂範していくことを誓った次第である。

ちなみに、矢島さんの繰り返せば上手になる習慣は健在で、それどころかさらにパワーアップしている感じがする。60歳に近づきつつある中、この柔軟性は通常では考えられない。

矢島さんの至宝のメッセージは、今後私そしてモリチュウ社員全員の心の宝石となって輝き続けるはずです。矢島さん、貴重なご講演ありがとうございました。

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