社長ブログ

2018年07月

2018.07.21

蛇口とプログラミングの話(2)

昨日は、蛇口が電気的に制御されているという話を書いた。

電気的に制御するとはどういうことか。簡単に言えば、スイッチが入ると、信号が送られ、機器を動かす。蛇口の場合は手を(あるいは何かを)センサーが感知すると(多分赤外線の反射する時間がある一定時間より短くなると)スイッチが入り(つまり信号が送られ)、電磁弁を「開」にし、センサーが感知しなくなって数秒すると電磁弁が閉まると言うことである。この一連の動きを制御するにはプログラムを組まなくてはいけない。あらゆるものが電気的に制御されていくという技術的に流れから言うと、そこに関する知識、つまりプログラミングの知識が今後ますます求められてくるのは当然である。

今、小学校の授業でもプログラミングの授業を取り入れることになっているし、ミスターフュージョンさんを始め、様々なところがプログラミング教室広げ始めている。世の中の流れを考えると、なるほどそう言うことなのか、とやっと合点がいった。

先日トイレに入ってふとこんなことを考えてしまった。ただ一つ切に願うことは、センサーが壊れないで欲しいと言うことである。トイレに入って手を洗わずに出てくるには、少々気が引けるからである。

2018.07.20

蛇口とプログラミングの話(1)

先日レストランのトイレに入った。当然用を済ませた後は手を洗う。蛇口に手を近づけると水が出た。そして手を洗った。 勿論当たり前の話である。何を言っているのか?、もしかしたら森は暑さで気が触れたのではと思うかもしれないがそうではなく、ふと次のようなことを思ったのである。
そう言えば少し前まで「蛇口をひねる」と表現していた。私の母は私が子供の頃、蛇口のことを英語で「ヒネルトジャー」と言うと真面目顔で教えてくれた。こんな嘘を教える母親はいかがなものかと思うが、要するに蛇口はひねる物であった。
今はひねるのではなくセンサーで手を感知して蛇口の弁を開ける、という機能が組み込まれている。つまり、かつては物理的に開閉をしていたものを、今では電気的に開閉をしているのである。蛇口でさえそうなので、当然のことながら様々なものが物理的から電気的にと制御方法が変わって来ていると言うことになる(つづく)。

2018.07.19

改めて「ご縁」について

昨日運命について書いたが、運命と共通する部分がある言葉に「ご縁」がある。

人との出会いは間違いなくご縁である。ではご縁は運命かというともう少し積極的な意味があるように感じる。なぜなら、人との出会いは、自分自身の引き寄せの力に起因することも多いからである。明るい挨拶、笑顔、良い返事、言葉遣い、相手に対する思いやり等の「引き寄せの力」を行使しすることで、良縁を引き寄せることができる。また同時にどんな人に近づくか、そしてどんな人に近づかないかは自分自身の選択の範疇でもある。

また、私はよく「本」は出会いであると感じることがある。なんか面白そうだなと思って手に取って、後で買おうと思ったときには売り切れてしまっていたり、在庫がなかったり・・・。「それでは後で」と思っているうちにいつの間にかタイミングを逸してしまったりする。

よく、「幸運の女神には後ろ髪がない」という。つまり、「あ、いいな」と思ってその時に手を出さなかったらつかめないということである。後ろ髪のない女神が魅力的かどうかは別として、「後で」は機会損失である(「すぐにその場でメモをする」もこの考え方に通じる)。

「ご縁」は積極的につかみ取りに行くという能動的姿勢があって初めて結ばれるのだと思う。

2018.07.18

「原因と結果の法則」と「運命」

広島や岡山を中心に襲った西日本豪雨、大変な被害であることが映像で伝わってきた。

以前、「原因と結果の法則」について書いた。すべての結果には必ず原因があり、それを引き寄せているのは自分であるという「原理原則」が書かれているが、今回の豪雨の結果を自身に原因があるとするのは果たして正しいのだろうか。当然「否」である。広島や岡山に住んでいるというのは先祖代々そこに住んでいたからという方も多いであろうし、地元への愛着もああるだろう。そしてそれはとても大切な感情である。にもかかわらず、その地域に住んでいたあなたが悪い、そこに住んでいる原因を自分が作っていると言うのは、紛れもなく酷な話である。

そうなると、結果的にそれは残念ながら「運命」としか言いようがない。勿論簡単にそう言うつもりはない。しかし何かを変えようと思っても自分ではどうしようも無いことはある。「どうしようもない」と思えることを減らすことはできるかもしれないし、その為の努力は必要であるが、それでも「どうしようもないこと」は残る。

「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ」( アメリカ神学者、ラインホールド・ニーバー)。

「どうしようもないこと」はつらいが冷静に受け入れるしかないのか・・・。割り切れない部分はあると思うが、きっとそうなのであろう。

変えられない「運命」もある。厳しい現実である。もしそうであれば、最も大切なことは、物事を簡単に「運命」と片付け、それを言い訳にしないことなのだろう。

2018.07.14

会長の手術

昨日、モリチュウ会長である父が手術をした。

本日見舞いに行ったが、30分前までICUにいたとのこと。ICUにいた理由は定かでないが、実際に会ってみるとかなり元気な状態であった。

その大きな理由は、ダビンチを使った手術だからである。ダビンチとは、簡単に言うと手術ロボット。大きく切開をしなくて済むので術後の身体への負担も少なく楽らしい。また、手術の際に必要とされる微妙な動きにも対応できる。例えば米粒に漢字を書くなどの作業も、ロボットでできるらしい。すごいことである。ただ、実物を見たことがないので、不謹慎ではあるが、その話を聞いた時、エドワードシザーハンズを思い出してしまった。この感覚、分かる人には分かると思う。

結果的に、手術はうまく行ったので一安心である。また、看護士さんも若く優しく本人もご満悦である。今は、「家に帰りたくない」と言い出さないかが、最大の心配事である。
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(画像は。ダビンチの写真)

2018.07.13

鼻うがいに使うコップについて(2)

昨日は、鼻うがいの塩分濃度と、湯の温度について書いた。

塩分濃度は1%がいい。では1%の塩分濃度をどう計れば良いのか。巷には塩分濃度を測る塩分計あるいは、塩分測定器と言うものもあるらしいが、毎回それを図るのもめんどくさい。そうなると大切なのは目見当である。つまり、きっちり1%ではなく、大体でもよいのである。ある程度適切な濃度が分かればいいと言うことになる。

そうなると、人間の持っている最大の武器である感覚、特に味覚を利用するのが最も簡単な塩分濃度を把握する手段となる。要するに、味見をすればいいと言うことになる。そうではあるが、味見をした結果薄すぎても濃すぎても困る。

私が発見した「的外れではない、大体の適切な塩分濃度の温水を簡単に作る秘訣」は、色の濃いコップを使うという方法である。なぜならば、色の濃いコップを使うと塩を入れた際に、どの程度がちょうどいいか、コップの底に占める塩の白さの割合でほぼ間違いなく分かるからである。そしていつもお湯を入れる量をほぼ決めておけば、毎日同じ濃度の塩水ができたことになる。

最終的に、私にとって鼻うがいに必須なアイテムは、透明でもなく白でもない、「色の濃いコップ」と言うことになる。これが結論である。

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2018.07.12

鼻うがいに使うコップについて(1)

先日鼻うがいについて書いたら意外とウケが良かった。

私は相変わらずほぼ毎日続けている。さてその鼻うがいだが、塩水でないとツンとしてきついのは以前にも書いた。またぬるま湯でないとキツイという事も書いた。

さて物事は具体的でないと説得力に欠ける。具体的とは数字である。そうなると何%の塩分濃度が良いのか、そして何度のぬるま湯が良いのかという事になるが、それはズバリ1%の濃度で37℃のぬるま湯が最適である。さて1%の塩分とはどういうものだろうか。昔の算数を思い出してみて欲しい。答えは、水99グラムに対して1グラムの塩である。だが、鼻うがいは正直やるだけでもめんどくさいと感じる事がある上、さらに塩分濃度を毎日測って1%の塩水を作るのは面倒の極みである。特に朝行う場合は時間も限られており、尚更そんなことをやっていられない(続く)。

2018.07.11

暑い日に車に乗るとき。

暑い日が続いている。

そんな日は、車に乗るのが憂鬱になる。何故ならば、車の中が蒸し風呂状態だからだ。そんな時に効果のある簡単な対処方法がある。「フロントガラスに銀色の反射するのを置くんでしょっ」と思った方もいるかもしれないが、チッチッチ、残念賞である。もっと簡単な方法である。すでに知っている人もいると思うが、そうでない人もいると思うので紹介しておく。

1.まず、助手席側の窓を全開する。
2.運転手側のドアを開けたり閉めたりを5回繰り返す。その際に、運転手側の窓は開けてはいけない。
3.以上。

簡単である。しかしその効果は抜群である。明日も暑いらしい。なので、車に乗る方は是非試して見てほしい。

2018.07.10

順番というノウハウ。

今日は久しぶりに飛行機に乗った。スケジュールの関係で朝6時20分羽田発の飛行機に乗らなくてはいけなかった。6時20分発だが、乗客向けに流れたアナウンスが6時丁度。結果的に最初のアナウンスから20分で全員が着席、定刻にドアが閉められた。その間焦らされた印象はゼロ。乗ったのはスカイマークエアライン。機体はB737-800。真ん中に通路があり左右に3席ずつで全部で177席。ほぼ満席だったので150人はいたと思う。

150人が20分で全員着席し、準備が整う理由は、乗客を機内に乗せる順番である。まず、窓側の人から入れ、その後真ん中の席、それから最後に通路側の席の乗客を機内に案内をする。そうすれば、順番に並んで座席につくことができる。当たり前のことであるが、これがノウハウである。

このことは、私がジムに行く際に荷物を入れる順番を工夫したことにつながる。まずは順番を明確にする。その際に大切なのは行ったり来たりしないこと。あらゆることには流れがあり順番がある。順番が逆になるといわゆる逆流現象が起こり、それを元に戻すには倍以上の力がいる。それさえなければ見事なほど時間短縮が可能となる。

まずは正しい順番を決めること。そして順番を伝え、それに従わせること。簡単ではないが出来ると効果抜群であることを、今日は目の前で感じることができた。

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2018.07.09

本業第一

くら寿司が低迷していると言う記事を読んだ。

その理由は、サイドメニューが充実してないからだと言う。私自身は評論家では無いからその真意はわからないが、お寿司屋さんであるのになぜサイドメニューで客足が変わるのかよく理解できない。
お寿司を売る店であれば、おいしいお寿司や季節の味を充実したメニュー構成にすれば良いはずである。しかし、くら寿司以外の回転寿司のお店も、サイドメニューを充実したから客足が伸びたとその記事では言っている。例えばラーメンをサイドメニューに加えたから客足が伸びたと言った感じである。

サブがメインになり、メインがサブになっているのではないか。最終的にはお客様が何を求めているかということであるが、回転寿司にお寿司を求めていないのか、すでにお寿司が諦めているのか、という疑念が湧いてくる。

いずれにしても、本来売るべき物がお客様に受け入れられてないとすれば、そこはお客様の声を聞き、改善が必要である。やはり本業第一なのではと、私は感じてしまう。